カテゴリー「お水取り」の記事

2015年2月28日 (土)

二月堂修二会 本行前

  

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奉納の竹 東大寺二月堂参廊宿所前 2015.2.28  撮影:今駒清則
The dedication bamboo, Todai-ji Nigatudo Temple. Photo : KOMMA Kiyonori
  
  

2015年2月28日
 水門町の入江泰吉先生宅から戒壇院を通り大仏殿裏から二月堂へ。今日は修二会の練行衆が戒壇院別火坊での別火を終えて二月堂の参廊宿所へ上られる日です。二月堂下の石段で練行衆へのお見舞いを終えた筒井管長や森本長老、橋本長老らとお会いし立ち話、参廊宿所で荷物の整理に忙しい練行衆や童子さんらにもちょっとご挨拶して二月堂へ参拝。

  
  

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参廊宿所の屋根 東大寺二月堂 2015.2.28  撮影:今駒清則
Dormitory of study, Todai-ji Nigatudo Temple. Photo : KOMMA Kiyonori
  
  

 二月堂の舞台から見える参篭宿所あたりが少し色づいていました。ちょっと春が近づいてきたようです。明日からはこの二月堂に松明が上り、練行衆の声明が響き渡ることでしょう。

 

 

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2014年2月14日 (金)

お水取り 近し

  

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雪の二月堂 2014.2.14  撮影:今駒清則
Snow scene of Todaiji Nigatsudo. Photo : KOMMA Kiyonori
  
  

2014年2月14日
 朝から降り続く雪。久しぶりのたっぷり雪です。東大寺二月堂も銀世界の中に。

  
  

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お松明の竹 2014.2.14  撮影:今駒清則
Bamboo that is used for "Otaimatsu" Big torch. Photo : KOMMA Kiyonori
  
  

 20日から二月堂修二会(お水取り)の試別火が始ります。二月堂周辺はすでに竹矢来が組まれていてお松明の準備が始っていました。宿所の土塀にはあちこちから寄進されたお松明の太竹が並べられています。
<二月堂修二会(お水取り)の詳細については本サイトの「東大寺二月堂修二会 (お水取り)」をご覧下さい。>

 

 

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2013年3月 5日 (火)

過去帳読み上げの日 二月堂修二会(お水取り)

  

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二月堂修二会松明の竹 東大寺 2013.3.5  撮影:今駒清則
Bamboo of big torch, "Omizutori" Todaiji.  Photo: KOMMA Kiyonori
  
  

 東大寺二月堂の修二会を久しぶりに参観。久しぶりというのは昨年も「ブク」だったためです。「ブク」とは服喪中の人は二月堂の周囲に巡らしている注連縄の結界の中に入らないというしきたりがあり、それに従ったものです。古来から伝わる「二月堂物忌令」という服忌令によるもので東大寺の方々は固くこれを守られています。

  
  

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細殿に掛けられた二月堂修二会松明の竹 東大寺 2013.3.5  撮影:今駒清則
Bamboo of big torch, "Omizutori" Todaiji.  Photo: KOMMA Kiyonori
  
  

 5日の参籠宿所周りでは役人と童子たちが湯屋で下七日の「壇供搗き」。内陣の須弥壇に積み上げるお餅を三石六斗も搗きあげるのですがこれは夕方までかかる大仕事です。終わって休息の時に湯屋宿所をお見舞い。

  
  

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二月堂修二会 上堂の大松明 東大寺 2013.3.5  撮影:今駒清則
The big torch of Nigatsudo "Omizutori", Todaiji.  Photo: KOMMA Kiyonori
  
  

 大鐘が鳴って初夜上堂の大松明をちょっと撮影し、二月堂へ上り局(つぼね)で聴聞。まず「実忠忌」法要があり、続いて初夜に「過去帳読み上げ」があります。今年の「過去帳読み上げ」の大役は参籠5年目となった宝珠院の佐保山暁祥師。これを「新過去」と呼んでいます。内陣で燈明の燈のもと、東大寺に縁のある方々の名を次々と読み上げます。歴史上の人物から伝説の「青衣女人」、それに暁祥師の父上や祖父の名も。父上の尭春師は参籠中の作法の姿がとても美しく私の写真集「南無観 東大寺お水取りの光陰」に数多く登場している練行衆です。また祖父の尭海師は写真家としても有名で、生前なにかとお世話になり私にも縁の深い方たちです。今年はとりわけ感慨深い「過去帳読み上げ」でした。
 (二月堂修二会の内容は私の「東大寺二月堂修二会 (お水取り)」をご覧下さい)

 

 

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2012年2月11日 (土)

今駒清則写真集「南無観 東大寺お水取りの光陰」


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今駒清則写真集「南無観 東大寺お水取りの光陰」 奈良新聞社刊

 

  「お水取り」で知られる奈良・東大寺二月堂修二会の厳しい行法を16年間にわたって密着取材、ひたむきに修行する練行衆と、それを支える人々のさまざまな祈りの姿を写真集にまとめました。

「南無観」とは、観世音菩薩の名号を「南無観自在菩薩」とリズミカルに繰返し唱えるうち、最後には頭だけを唱える修二会の代表的な声明です。

 

「南無観 東大寺お水取りの光陰」  目次

「南無観 東大寺お水取りの光陰」 今駒清則(写真家)
カラー写真頁
供華の椿/食作法/登廊を上る籠松明/堂司の初夜上堂/籠松明の上堂/過去帳奉読/悔過作法/呪師の結界作法/走り/達陀松明の加持/内陣を巡る達陀松明の炎/結願の総神所

モノクロ写真頁
二月堂/試別火/総別火/授戒/開白/参籠宿所と食堂/日中・日没/初夜・半夜・後夜・晨朝/実忠忌/過去帳読み上げ/小観音/籠松明/走り/お水取り/達陀/尻つけ松明/結願/満行

「序」 森本公誠(東大寺第二百十八世別当)

「修二会断想」 橋本聖圓(東大寺長老)

「お水取り~慎みと祈りの法会~」 佐藤道子(東京文化財研究所名誉研究員)

「写真解説」 橋本聖圓 / 佐藤道子

「あとがき」 今駒清則 / 武智 功(奈良新聞社取締役)

装丁・アートディレクション:佐々義人(デザイナー)

 

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2011年10月 4日 (火)

公開講座「東大寺二月堂修二会(お水取り)の記録」

 

 東京文化財研究所が「東大寺二月堂お水取り」を長年調査し記録されていますが、その業績についての公開学術講座の案内を頂きましたのでお知らせします。

 
 

東京文化財研究所無形文化遺産部
第6回公開学術講座

東大寺二月堂修二会(お水取り)の記録

1965年から始めた「東大寺二月堂修二会」の調査記録作成から
修二会のあり方、芸能部の取り組みについて振返る
 
講演1.東大寺修二会の記録 1965-1981
―旧東京国立文化財研究所作成資料から―
飯島 満 (音声・映像記録研究室長)
 
講演2.東大寺二月堂修二会の記録作成について
佐藤 道子 (東京文化財研究所名誉研究員)
 
対談.東大寺修二会の声明いま・むかし
―無形文化遺産部の録音を聴きながら―
佐藤 道子(東京文化財研究所名誉研究員)
橋本 聖圓         (東大寺長老)
聞き手:高桑いづみ
(東京文化財研究所無形文化財研究室長)

日時:2011年10月22日(土)  14:00〜17:00
会場:東京国立博物館 平成館大講堂

 

二月堂修二会の行事内容については、「今駒清則 東大寺二月堂修二会(お水取り)」をご覧下さい。
上記講師と共著した「今駒清則写真集 南無巻〜東大寺お水取りの光陰」のPRページもご覧下さい。

 

 

 

 

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2010年3月12日 (金)

ひこばえ

 

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京都 金剛能楽堂 大銀杏のひこばえ(携帯電話カメラで撮影)
2006.4.23 撮影:今駒清則
 
 

 今日は東大寺二月堂修二会の重要行事の「お水取り」と「籠松明」の日です。幸い暖かくなったのでお参りには良いでしょうが、近年この行事に人びとが殺到し、それで雑踏整理をしているため、遅くから出かけた人は「籠松明」が見える二月堂下まで行き着かないうちに「籠松明」が終わってしまい、その苦情があるので寺を始め関係者も困惑しています。「籠松明」は早くに二月堂へ行き、待ち続けるほかはないようです。
 (私のホームページのweb Gallery には「お水取り」を掲載しています。ご覧ください)

 鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏がこの低気圧の雪風で倒れてしまいました毎日.jpニュース.pdf。由緒ある名物の大銀杏だけにとてもかわいそうです。弱っている老木ならは支える装置などで倒壊を防ぐような方法は取られていなかったのでしょうか。何時かは終わる生命ですが事故では残念なことです。いま必死の対応策が考えられているようですが、何とか再生してほしいものです。

 京都の金剛能楽堂の庭にも数百年を経た大銀杏があります。室町にあった能楽堂が2003年に移転する時、元公家屋敷にあった大銀杏を伐採しないで移植し能楽堂を新築しました。いま庭の奥に立っていますがそのため上部は失われています、しかし2006年の写真ではひこばえが出て順調に育っています。これから数百年もすると再び元のような鬱蒼とした銀杏に戻ることでしょう。能楽堂でこの大銀杏を見る時、いつもその姿を想像します。そして人間の時間の短さも痛感する時でもあります。

 

 

 

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2010年3月 4日 (木)

ある日の東大寺二月堂修二会

 

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奈良 東大寺二月堂修二会 お松明の竹 2010.3.4 撮影:今駒清則
 

 東大寺二月堂修二会(お水取り)に一年ぶりに出かけました。と言ってもこの3月の行事ですから1年ぶりというのは当然のことなのですが、かって長年にわたってこの時期に取材で毎日をここで過してきた所ですから懐かしいのと馴染んでいるのとで気持ちの安らぐところです。日中、日没の法要を局(つぼね)で聴聞。「南無観」というテンポの良い声明にやはり聞きほれます。日没法要が終わり下堂された練行衆にご挨拶。私が取材していた頃とはすっかり一世代代わっています。

 練行衆が籠る参籠宿所や食堂の周りには各地から奉納されたお松明の竹が一杯並べてあります。夕刻、初夜の法要で二月堂へ上堂する時に灯されて二月堂の舞台へも上がるお松明に使います。まだ先端はつけられていないのですが根元は担ぐ時にバランスがとりやすいように根付にされています。

 

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奈良 東大寺二月堂修二会 参籠宿所 2010.3.4 撮影:今駒清則
 

 今年はとても暖かいので二月堂下の梅が満開です。昔は3月15日の満行帰坊の頃にちらほらと咲くのが普通だったのですが、最近は行中に満開の時が多いようです。参籠宿所は鎌倉時代の建物で、練行衆はここで休み二月堂に上がって修二会を勤めます。宿所の煙出しから煙が立ち昇るのはこの行の間だけのことなのです。

    関連: カテゴリー<お水取り>もご覧下さい。

 
 
 
 

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