カテゴリー「大和街道 京橋駅附近」の記事

2010年6月 7日 (月)

大和街道(古堤街道) 5 京橋駅付近

 

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                 京橋駅付近の大和街道(古堤街道) 2010.6.7 撮影:今駒清則

 

 JR京橋駅北口から京阪京橋駅へ向かうと左手に階段があります。この階段はなんでしょうか?
 この階段を上がったところにある通りは大和街道(古堤街道)です。この街道は今は埋め建てられて道路になっている旧鯰江川の堤(土手)の上を通っていますので、この段差はその堤へ上がるための階段なのです。ここはかなりの通行があるところなのですが、その内の何人がこのことを知っているのでしょうか。

 
 

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                 京橋駅付近の大和街道(古堤街道)  2010.6.7 撮影:今駒清則
 
 
 階段を上がって右(南)を見ると通りの大和街道(古堤街道)が高く、右の京阪京橋駅がある京阪モールが低くなっていて街道が鯰江川の堤を通っていることがよく分ります。これはこの附近を考証した衛星写真地図でご覧下さい。

     <現在転載中ですので前編は こちら をご覧下さい。>

 
 
 
 

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2010年4月 2日 (金)

大和街道(古堤街道) 4 京橋駅付近

 
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                大和街道(古堤街道) 蒲生墓地北の水路跡 京橋駅方面を望む
                 2010.3.18 撮影:今駒清則

 
 蒲生墓地の南側は大和街道(古堤街道)が通っていますが、北側は東から流れて来た水路が通っていて、京街道と大和街道の分岐点近くの鯰江川の荷揚げ場、船着き場へ注いでいました。またこの水路は蒲生墓地の東で北から流れてきた水路と合流しています。(「京街道」の項の「1887(明治20)年 旧版地図に主な河川と橋」をご覧下さい。)
 いまこの水路は埋め立てられて上の写真のように道路となり、飲食店などが建ち並んでいますが、左の飲食店の裏はすぐに墓地です。
 
 
 
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                 大和街道(古堤街道) 蒲生墓地東 2010.3.18 撮影:今駒清則
 
 蒲生墓地東の大和街道(古堤街道)です。クリーニング店と木造民家の間が街道で、左(東)へ続いています。鯰江川の土手の道であったことから今でも周囲より高い所を通っています。その向こうは低くなっていますが、そこが鯰江川が流れていたところで、現在は広い道路となっています。
 また手前の道は先に述べた、北から流れてきた水路の跡で、もとは東から流れてきた水路に合流して西へ流れていたのですが、東からの水路が埋め立てられた時に南へ開削されて真っ直ぐ鯰江川に流れ込むようになりました(この「大和街道(古堤街道)1」の1929(昭和4)年の地形図をご覧下さい)が、これも埋め立てられて現在は道路になっています。
   <現在転載中ですので前編は こちら をご覧下さい。>
 
 
 
 
 

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2010年2月 7日 (日)

大和街道(古堤街道) 3 京橋駅付近 蒲生墓地

 

 京阪京橋駅(12)南の京街道の分岐点からJR大阪環状線・京橋駅(10)を越えて大和街道(古堤街道)(6)を東へ向かうと北側に蒲生(がもう)墓地(7)があります。江戸時代に観音さま巡りと同様に、大坂三郷の周りに造られた七つの墓地を7月16日前後に巡って供養する七墓参りという風習があり、その大坂七墓の一つの墓地です。大坂七墓とは梅田墓地、南浜墓地、葭原(吉原)墓地、蒲生墓地、小橋(おばせ)墓地、千日墓地、鳶田(飛田)墓地で、現存するのはこの蒲生墓地と南浜墓地だけで、他はすべて移転しているので歴史的に貴重な存在です。  大坂七墓の衛星写真地図

 
 

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蒲生墓地と大和街道(古堤街道) 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 蒲生墓地は鯰江川(2)北岸の土手(堤)の上を通る大和街道(6)の北側にあります。墓地のさらに北側は明治時代頃まで水路があり、田畑が広がっていました(この項のその1にある1887(明治20)年旧版地図を参照)。その水路は現在生活道路になっています(地図に水色点線で表示)。大和街道のこの先は蒲生、今福と続き生駒山へ向かっています。

 
 

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蒲生墓地と大和街道(古堤街道) 墓地から街道を見る 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 墓地へは土手を通る街道から下へ降りて入ります。墓地の様子は古地図と余り変わりがありません。墓地の南側を見ると大和街道が鯰江川の土手を通っているのが良く分ります。

 
 

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蒲生墓地の六地蔵さま 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 墓地の入口付近にある六地蔵さまです。1813(文化13)年とあり、子どものような可愛らしいお姿です。

 
 

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蒲生墓地のお迎え佛さま 2010.1.9 撮影:今駒清則 
 

 墓地の東側、一番奥のお堂に安置されている阿弥陀如来さま。極楽からのお迎え佛です。灯明の油煙で煤けていて信仰が篤かったことがわかります。お顔や全体の造りから先の六地蔵さまと同時に造られたのではないかと思われます。

 
 

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蒲生墓地の教訓墓石 2010.1.9 撮影:今駒清則 
 

 ここの墓石の一つに判じ物を刻んだお墓がありました。「人ニハ|一」と刻んでいます。大阪ではたまに見られるものですが、「人には辛抱が第一」すなわち「金」になる、というもので大阪らしい人生訓です。お墓参りに来た子孫はその度にご先祖さまの教訓を承ることになる訳で、案外良い方法かも知れません。

 

<現在転載中ですので前編は こちら をご覧下さい。>
 
 
 

 

 

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2010年2月 5日 (金)

大和街道(古堤街道) 2 京橋駅付近

 

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寝屋川とOBP 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 大和街道(古堤街道)は古くから鯰江川(2)沿いに通じていたのですが、後に片町から野田橋を渡らずに東へ直進し、寝屋川(古大和川)沿いに通る道も盛んになり、これも大和街道と呼ばれるようになりました。写真は片町(左)から見た大阪ビジネスパーク(OBP)です。合流している川は、左側が寝屋川(古大和川)(1)、右側は第2寝屋川(平野川・猫間川)、右端は大坂城の石垣です。

 
 

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1929(昭和4)年の地形図に赤色で現在の建物と鉄道を着色 作成:今駒清則
 
 

 1929(昭和4)年の地形図を再掲します。現在の衛星写真地図と比較してご覧下さい。

 
 

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鯰江川の跡 ダイエー西側の道路(東から西を望む) 2010.1.9 撮影:今駒清則

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鯰江川の跡 ダイエー西側の道路(川の位置を表示) 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 その鯰江川(2)は埋め立てられて道路になりました。写真の道路はその鯰江川の跡です。ダイエー(13)の西側、京阪京橋駅(12)との間で、地図の(2)の番号の位置になり、かって荷揚場、また船溜りがあったと思われる川幅が広くなっていた所です(川の位置表示は厳密な考証でなくイメージです)。京街道、大和街道(3)は右の高架下付近を通っています。

 
 

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旧鯰江川に架かる橋梁(東から西を望む) 2010.1.9 撮影:今駒清則

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旧鯰江川に架かる橋梁(川の位置を表示) 2010.1.9 撮影:今駒清則
 
 

 道路はかっての鯰江川(2)で、そこに架かっている鐵道の橋梁(10)です。鐵道は明治28年に開業した梅田鐡道で、現在はJR大阪環状線。この上部はJR京橋駅(9)です。レンガと石造の橋脚は今は白い塗料が塗られていてちょっと残念です。

 
 

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鯰江川橋梁のプレート 2010.1.9  撮影:今駒清則
 
 

 この橋梁へ塗装を施したプレートには「鯰江川橋梁」とありました。川は無くなってもその名前は残っています。道路は間違いなく鯰江川が流れていた跡です。

 
 

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大和街道 鯰江川橋梁を潜る(東から西を望む) 2010.1.9  撮影:今駒清則
 
 

 その北側の狭い道路、つまり鯰江川の土手道で大和街道(6)です。京街道から分岐した大和街道(古堤街道)が鐵道(JR京橋駅)の下を潜っています。こちらのプレートも「鯰江川橋梁」とありました。写真の奥が京阪京橋駅(12)方向です。

<現在転載中ですので前編は こちら をご覧下さい。>
 
 

 

 

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