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2010年2月26日 (金)

カーリング 2

 

95120011

カナダ バンフの町から見るカスケード・マウンテンの朝焼け
1995.12 撮影:今駒清則
 

 バンクーバーオリンピックのハイライト、女子フィギュアスケートでも素晴らしい演技が続きました。懸命の演技だけに感動したのは私だけではなかったようです。順位はつけなければならないのでしかたないのですが、私は幼稚園の運動会みたいに、どの国のどの選手にも金メダルをあげたいと思って見ていました。4年間の並みならぬ練習をこの時に出しきったその努力にです。

 バンフの町を通る鉄道の向こうにレクリエーションセンターがあります。施設の半分はアイスホッケーのリンクとミニリンク、4シートのカーリングのリンクが備わっていました。アイスホッケーは国技ですからこの時も地元チームの試合中で賑やかな応援。カーリングも町民の楽しみによく使われているようです。バンフの日系商工会のお世話をいただいて日本人のインストラクターの指導で初めてのカーリング体験。
 専用シューズは持っていないので靴の片方にプラスチックのスライダーをつけ、ブラシを抱えて歩行練習。滑る、止まるから始めます。次にあのストーンを目標に向かって滑らせます。身体の動きとストーンが同じ速さで滑り出しますが、ストーンを放す時にほんの少し回しながら押し出します。この加減が最も難しいもので、最初はハウス(同心円)に届かなかったり通りすぎたり、思う所にはなかなか止まりません。方向はさほど大きく反れることはないのですが、センチ単位の目標は初心者には到底無理なことです。そこでブラシで氷面を懸命に掃いて加減をしてもらいます。
 そんなこんなでさっそくゲーム開始。頭では作戦を考えながら、ですが初めてのことなので思うようにストーンが止まりません。真剣勝負のつもりなのですが支離滅裂なゲーム内容。それにブラシを持って歩く時に、つい片足にスライダーがついていることを忘れて転倒続出。カーリングにヘルメットが必要と大笑いでした。囲碁やオセロのように何手か先を読みながらの配石ですが、技術が無いと考えている位置に置けないところが大きく違うところです。カーリングはとてもフェアプレイなスポーツなので、身近にリンクがあればぜひやってみたいものです。

 
 
 
 

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