こいのぼり
こいのぼり (携帯電話カメラ撮影) 2010.4.24 撮影:今駒清則
最近はこいのぼりもいろいろなあげ方が工夫されそれが報道されていますが、唱歌の「屋根より高い こいのぼ~り 大きいマゴイはお父さん・・・」(作詞・近藤宮子)のようにやはり庭で泳ぐこいのぼりが良いですね。この家のこいのぼりはマゴイが元気が無く、ヒゴイが上のマゴイを蹴飛ばすほど元気でした。
と書いて次の歌詞「小さいヒゴイは こどもたち」で気がつきました。ヒゴイはお母さんでなく子どもなんですね。気になってちょっと調べてみました。
端午の節句の由来はさておき、こいのぼりは江戸時代に揚げられるようになったのですが、当時は黒いコイしかいなかったので黒いこいのぼりを一匹(旒 りゅう と言うのが本式らしいのですが)あげていたのですが、明治頃にヒゴイが入ってきたので緋色のこいのぼりも追加、またその後青色や緑色のこいのぼりを追加してきたので、いつのまにか家族を表すとも考えるようになり、子どもが生まれると追加してあげる所もあるようです。つまりはこれといった決り事は無いので自由にあげれば良い、ということでしょう。川などにたくさんのこいのぼりをズラリと並べているのも、考え方によっては現代的な「平等」の概念に沿うものでこれも時代を表す現象とも言えます。なお旧暦の端午の節句は6月16日です。
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