コリウスの花
台風14号もさほどの事もなく過ぎましたが秋雨が一日中降り続いています。ベランダのコリウスの葉がやっと色づいて鮮やかな色を見せてくれました。夏から花は咲き続けているのですが「花より葉っぱ」で時々摘んでいます。今夏の猛暑のせいか他の植物の開花がずれたり、例年になく害虫に痛められたりでさんざんな状態ですが、このコリウスは何もしなくても元気。ただ低温には弱いので寒くなったら室内に入れて越冬させてやります。
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台風14号もさほどの事もなく過ぎましたが秋雨が一日中降り続いています。ベランダのコリウスの葉がやっと色づいて鮮やかな色を見せてくれました。夏から花は咲き続けているのですが「花より葉っぱ」で時々摘んでいます。今夏の猛暑のせいか他の植物の開花がずれたり、例年になく害虫に痛められたりでさんざんな状態ですが、このコリウスは何もしなくても元気。ただ低温には弱いので寒くなったら室内に入れて越冬させてやります。
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「入江泰吉傑作選 大和路~後期」写真展を出て新薬師寺から白毫寺への道をカメラ散歩。昔は畑ばかりで大和棟の農家があったのですが今は新しい住宅地が続いています。それでも農地に柿がなっていたり、鬱蒼とした奥山が間近に見えて心地良い散歩道です。
側溝のような水路には透き通った水が勢い良く流れています。高円山から流れてくるのでしょう。なにか動いたので覗いてみるとサワガニです。11日に飛騨高山のサワガニを掲載したのですがここ高畑にもいました。自然が豊かなのですね。
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昨日は般若寺の後、高畑の入江泰吉記念奈良市写真美術館で開催している「入江泰吉傑作選 大和路~後期」の写真展に向かいました。毎回漏れなく行っているのですが、前回と今回の総集編は見ごたえがあります。テーマごとに見せるのも良いのですが、今回のように傑作と思う作品が一堂に揃うと、私には見慣れた作品でもさすがに圧倒されました。個人的なことですが今回展示されている仏像の写真は私がお手伝いをしていた時に撮影された作品が多くあり、現場でそこを見ているだけに一点一点に思い出すことがあり、感慨深くなかなか作品の前から動けませんでした。奈良国立博物館の「正倉院展」(いつものように入場待ちの行列ができているのですが)とあわせてどうぞご覧下さい。きっと良い一日になることと思います。
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今年のコスモスは奈良の般若寺(衛星写真地図)へ出かけました。ちょっと遅いかなと思っていましたがまずまず花は咲いていました。昔は荒れ寺でしたが、ご住職が境内へ季節ごとの花を植えてくださっているので文化財だけでなく季節の風情が楽しめます。(なお般若寺ホームページには私の好きな古地図や記録資料などが収録されています)
この季節、境内は往古の戦乱で失われた堂宇の代わりにコスモスが一面に植えられています。手前の石佛は西国三十三所の観音さまで、以前は十三重石塔の基壇に石塔を取り囲んで並んでいましたが、昭和の修理の時に下に降ろし本堂付近に並べられました。
コスモスに取り囲まれた十三重石塔は日本最大とか、そのシルエットはとても美しく、石塔塔身の四面には佛さまがおられます。
西国三十三所観音の一体、千手観音さま。1703(元禄16)年に病気平癒のお礼に奉納されたとありました。なかなか豊かな彫りでやわらかくやさしい佛さまたちです。
境内の一隅にあった石佛。付近の墓所から移されたものでしょうか。コスモスの香華で幸せそうです。
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昨日27日に写真家の朝倉善彦氏が逝去されたとの訃報が届きました。今夏、私の写真小品展「微笑みの佛さま」の案内を差し上げたところ、「療養中で行けない、盛会を祈ります」とご丁寧なお手紙をいただき案じていたのですが。いつも飄々としていてぽつぽつと話される誠実な写真家でした。また関西から優れた写真家を失いました。こころからご冥福をお祈りいたします。ご葬儀は明29日11時から奈良市芝辻町25番地「西方寺まんだらぼう会館」(西方寺西)で執り行われます。
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秋になったと思ったら一気に冬のような寒さです。でも冬の心底寒い寒さとは違って、なんとなく気分的な寒さのように思えます。灼熱の残暑からあまり日が経っていないので身体がついて行かないからでしょう。
ビルに雲が反映する光景は都市部では日常的ですが、曲面のガラスはX軸を縮小させるので、いつもは横に長い雲も縮められて縦に長い雲に見えていました。
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急に寒くなり北の国から初雪の便り。近畿地方にも冷たく強い風が吹いたので「木枯らし1号」が吹いたと大阪管区気象台が発表。前日に降り続いた雨も上がって、たっぷり雨水を含んだ山から霧がしきりに立ち昇っていました。
写真界に朗報。細江英公氏が今年度の文化功労者に選ばれました。おめでとうございます。
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能楽を専門に撮影している写真家たちの写真展が開催されます。
2日間だけの展覧会ですのでお見逃しなく。私も出品します。
能楽写真家協会 第3回 能楽写真展 (2010)
会期 2010年11月6日(土)~11月7日(日)
開館時間 10:00~18:00
会場 豊田市能楽堂 入場無料
(「豊田市民演能会」に協賛開催)
出品者
関東 石田 裕・太田宏昭・亀田邦平・鈴木 薫・高橋 健・辻井清一郎
前島吉裕・名鏡勝朗・山口宏子・吉越 研・渡辺国茂
中部 杉浦賢次
関西 久保博義・今駒清則・瀬野雅樹
詳細は能楽写真家協会ホ−ムペ−ジへ
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夜明けの空に鮮やかな飛行機雲。ですがそれから雲が来て青空は見えなくなりました。
今夜は満月。周りに光彩を伴った月光環の満月でした。そして今日は霜降、今週から本格的に冷え込みが始まるようです。冬物との入替えの準備をしなければ。
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前線の停滞と遠い台風13号の影響で奄美大島(衛星写真地図)では豪雨で大災害が発生しました(asahi.com 2010.10.21「奄美豪雨、救援作業が本格化 電話不通・停電も続く」)。お見舞い申しあげます。
今回の災害では通信網が断絶され対応が遅れました。災害情報の遅れはさらなる被害を生みかねないことで、その方面の防災対策はどうなっていたのでしょうか。僻地ゆえにおざなりになっていたとすれば至急に調査し全国的な対応をして頂きたいものです。
このところはハートレー彗星が地球に大接近(国立天文台)するので期待していたのですが、雨模様の天候が続きまったく見えない日が続きます。今夜は十五夜の月が見えましたが薄雲がかかっていて星は見えません。そのかわりに月の周りに薄いながら月暈(つきがさ)が出ていました。
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日没の頃、西の空に幻日が出ていたので、さらによく見ると薄いながら日暈が半円を描いていました。鮮やかな色にならないかと期待して待っていましたが日没と共に消えてしまいました。なお写真の左右にある放射状の雲は飛行機雲です。
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部分的に焼かれた稲わらに刈り取られた稲株からひこばえの新芽が出ています。新芽が出た田んぼを「ひつじ(禾へんに魯)田」と呼ぶそうで、そのままにしておくと少量ながら結実しますが食べることはないそうです。
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南河内の田んぼもほとんどが稲刈りが済みました。いまはコンバインで刈り取り、脱穀、袋詰めと機械化されて、かっての稲刈りの風情は見られなくなりましたが、それでも稲架で天日干しをしているところもわずかにあります。農家にお聞きすると天日干しをするのは機械乾燥より美味しいから、とあっさり言われました。
稲架は各地で形や呼び方が違い、イナカ(ケ)、イナギ、オダ(ガケ)、サガリ、ダテガキ、ハサ、ハザ、ハセ、ハゼ、ハンデ、ノロシなどと呼ばれているようです。
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森の樹が透明シートで包まれています。樹を包むアートプロジェクト?と思いきや「ナラ枯れ」対策による光景です。場所は京都御苑。カシノナガキクイムシが樹木にナラ菌を入れてしまうと通水障害で枯れるためにその防除をしているからです。
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今夏の猛暑で鉢のカタバミが姿を消していたのですが数日前から姿を見せました。カタバミは地植えすると猛烈に繁殖して雑草になりますが、鉢植えならおとなしく鉢の中だけで過していて、そのうち可憐な花を咲かせてくれます。
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拾ってきたドングリ。クヌギのドングリと思っていたのですが、詳細に調べて見たらアベマキのドングリでした。今年は山にドングリが少なくて里までクマが出没しているとのこと。持っていってやりたいのですが。
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クスノキの下から見上げると空一面にうろこ雲。わずかに黄色く染まった雲がゆっくり流れていきました。
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チリ・コピアポ県のサンホセ鉱山(衛星写真地図)の落盤事故が8月5日にあり、22日に33人の労働者が無事で避難所にいることが分って(asahi.com 2010.8.23「落盤事故で地下に17日間、33人全員無事 チリ」 PDF)、世界中がその成行きを見守っていましたが、今日13日に救出が始まりました。その様子はインターネットでもライブ中継され、デスクワークの間、BBC NEWS Mobileで見ていました。救出用のカプセル「フェニックス」で一人ずつ助け出される様子は感動的で、実にシンプルに造られている櫓の滑車が廻るのを待ちかねていたことでした。
(BBC NEWSページは時間が経過するとこの救出ライブニュースは見られなくなります)
9日から飛騨高山祭取材に出ましたので更新が遅れていますが、その間は追って掲載します。
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高山陣屋から中橋を渡り、古い町並みが続く上三町や城山へ向かう道(衛星写真地図)の右(南)に火伏せの神様・秋葉神社があります。高山の各町内には必ずこの秋葉神社が祀られていますが、この通りだけでもすぐ近くに三ヶ所もあります。このお社の後ろは料亭の「洲さき」で、その間に側溝のような小川が流れています。
この小川にはサワガニが住みついています。小川は森下町から神明町を下り、古い町並みの上三町へ流れていますが、その多くが暗渠になっていて今は小川という雰囲気はありません。途中城山から下る水も集め、所どころで宮川へも注いでいます。高山市政記念館(旧高山町役場)から「洲さき」へ流れるこの小川は、中橋の所で高い位置から宮川へ放水しているので、このサワガニは宮川から来たものでなく城山から来たものでしょう。観光客がひしめく高山のメインストリートにサワガニが見られるとはさすが高山です。観光案内書にはない高山の一面です。
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8月19日にも掲載した和合橋上流(衛星写真地図)の「宮川のコスモス」。すっかり咲きそろって見頃です。ほんの少しのコスモス畑ですが楽しみにしている場所です。
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飛騨高山の町の真ん中を流れる宮川、陣屋前にある朱塗りの中橋より少し上流へ行くだけで鄙びた風情が見られます。
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恒例の秋の高山祭の9日は終日の雨降りで祭行事の全てが中止。屋台は屋台蔵でのお披露目でした。
今日は朝パラッと降った程度で開催決定。高山の町を祭装束の人びとが朝早くから行き交います。99年ぶりに3年間をかけて大修理をしていた大新町の鳳凰臺が修理を終えて大新町2の越中街道(鰤街道)に姿を見せました。
全面的に補修された絢爛豪華な屋台に町内はもとより観光客も沢山集まってきました。
鳳凰臺の下部3面に「谷越獅子」の彫刻があります。大きな欅板から彫り出した素彫りの名品で、幕末の名工・谷口与鹿(よろく)の作とか、与鹿が設計し弟子の浅井一之(桐山屋和助)が彫ったもの、また与鹿と一之の共同制作などの諸説がありましたが、修理中に彫刻の裏面に「安政二乙卯一之谷口和助則刻」の銘があることが分り、また他の資料から与鹿の指図、一之彫りというもののようです。(注:安政二年は1855年、鳳凰臺改修の完成年です。また谷口与鹿は1822(文政5)年生まれ、1864(元治元)年没)
この大きな彫刻だけでなく屋台全体が黄金の金具で被われ、綴錦織「鳳凰」の本見送り幕や、替見送り幕の西村五雲「龍の墨絵」で飾った豪華な屋台です。
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きれいな積雲の群れ。私の好きな雲です。わた雲とも呼ばれます。
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ドングリがポトッと落ちてきたので見上げると枝々にドングリがいっぱい。古代から食べていたようですが今はどうなのでしょう。
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2日に81歳で逝去された写真家・高田誠三氏の葬儀が大阪市長居の臨南寺で執り行われ参列しました。高田氏は大病をされましたがここ数年は大きな写真展を開催され、会場におられたお姿から復帰・活躍を期待していましたが誠に残念なことです。
「戦前からの関西の五大(写真)クラブの雄であった浪華写真倶楽部に戦後の昭和23年に高田さんと私が入会しました。高田さんは本庄(光郎)先生の、私は中藤(敦)先生の推薦でした。倶楽部では私と同期でしたが高田さんは少し年長の私をたてていつも退いておられたので代表にならなかったのですが実力はあり、小型カメラでも実に美しい作品を造られていて感心しました。特に若い人やアマチュアを育てる方向に進み、大阪芸術大学の写真学科長まで昇りつめました。なので高田さんのもとで育ったプロも多いようです」
これは親しかった浪華写真倶楽部代表の写真家・津田洋甫氏による弔辞の冒頭部分です。ついで高田ゼミ卒で写真家・太田眞氏の「師匠」を失い悼む弔辞があり、高田氏の作品が展示された斎場からお送りする時は「高田氏が撮影に出られます」として参列者一同の拍手のもとでお別れしました。
私にも高田氏とは忘れられない幾つかの想い出がありますが、それはまた何れ機会があればのことにして、写真界に大きな足跡を刻んだ氏のご逝去を悼みご冥福をお祈りするばかりです。
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「新興写真」をテーマに企画・運営していた日本写真芸術学会の関西シンポジウム「横断する多面体 ~新興写真の時代~」が兵庫県立美術館レクチャールームで無事開催できました。戦前の神戸や芦屋から発信した写真のモダニズム運動をとりあげたもので、会場は神戸、中山岩太、安井仲治などの作品を収蔵している兵庫県立美術館なので「新興写真」の「ふるさと」での開催。感慨深いものでした。
なおその「新興写真」の影響を強く受けて当時から優れた作品を発表し続けている「浪華写真倶楽部」の重鎮、写真家の高田誠三氏が今朝逝去されたとの訃報がありました。高田氏には1997年の関西シンポジウム「新興写真の時代」で中森三彌氏、津田洋甫氏と共にパネリストとして浪華写真倶楽部についてお話をいただきました。謹んでお悔み申しあげます。
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まだアサガオが咲いている、と思って近づいてみると問題のオオバアメリカアサガオ。外来種で葉からでも根が出て成長するほど繁殖力が強く生態系に悪影響を与えるというもの、ほかにもマルバアメリカアサガオ、ホシアサガオ、マルバルコウなども問題になっています。ブルーギルやブラックバスが駆除しきれないまでになってしまったのに、またやっかいな植物が増えてきました。(2010.9.4 asahi.com「秋のアサガオご注意 成長早い外来種『生態系乱す』」、2010年9月23日asahi.com「アサガオ類、全国で雑草化 大豆畑覆い、収穫妨げる」参照))
(追加) オオバアメリカアサガオが悪さをしている例です。建物の入口だけでなく、外壁を登って電話線にまで巻き付いています。電柱に足をかけ電話線に手を伸ばした巨人みたいに見えますね。
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