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2010年11月22日 (月)

延命寺 千年の夕照楓  河内長野市

 

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葛城山(左)と金剛山(右)(パノラマ撮影) 2010.11.22 撮影:今駒清則
 
 

 金剛山の西、河内長野市にある延命寺の「夕照(ゆうばえ)楓」を見に何年ぶりかで出かけました。途中で嶽山衛星写真地図に登り葛城山と金剛山が並び立つ雄大な風景を撮影。ここは南北朝時代に楠木正成が山頂に龍泉寺城を築いただけあって見晴らしの良いところです。山腹には名物のミカンが鈴なり、名刹龍泉寺は今回パスして延命寺に向かいます。

 
 

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河内長野市 延命寺本坊 2010.11.22 撮影:今駒清則
 
 

 河内長野市の薬樹山延命寺(真言宗御室派)(衛星写真地図は平安時代の創建、山あいにあるこのお寺は普段はハイカーがよく訪れるのですが、今は紅葉狩の人で賑わいます。

 
 

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河内長野市 延命寺 夕照楓 2010.11.22 撮影:今駒清則
 
 

 山門を入って右側の小高い所に人びとを惹きつける「夕照楓」(大阪府指定天然記念物)が見えます。ここから見る紅葉はほかのカエデと比べてさほどのことはありません。

 
 

 
 
 

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河内長野市 延命寺 夕照楓 2010.11.22 撮影:今駒清則 

 

 

 しかし登ってこのカエデの根元を見ると感動します。説明文によれば「樹高9m、樹幹周囲5m、根張りは東西に12m、南北15m、弘法大師のお手植で樹齢は800年から1,000年、夕照え時が美景」とあります。幹の中央は損傷し横に大きく張り出していた枝も切られて痛々しい姿ですが、ひこばえがその代わりをして千年の命を保っていました。

 

 

 

 

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