JR大阪駅の北口
JR大阪駅の駅ビル大改造工事で駅構内が壁ばかりの通路になっていますが、北側に抜けたところにできた吹き抜けに大時計がありました。いまはまだ止まっていますがまもなく動きだすことでしょう。
駅の北側、ヨドバシカメラの付近からは姿を現した駅ビル「新北ビル」の正面入口が見えます。南側の増築改造と併せて完成したら5月に「大阪ステーションシティ」としてオープンです。なおこの「大阪ステーションシティ」ホームページ内の「ステーションギャラリー」には大阪駅とその周辺の歴史写真がアーカイブされています。昭和34年撮影の航空写真では先日4日に掲載した西梅田の旧大阪中央郵便局西に開発されたオフイス街・ガーデンシティが貨物駅の掘割であり、まだ貨物が鉄道と水運を利用していた頃の珍しい航空写真が収録されています。
その梅田の貨物駅が移転することで跡地利用に関して「北梅田プロジェクト」が組織され、愛称だけは「うめきた(梅北)」と決りましたが、これだけの巨大な跡地利用に都市計画から必然性のあるプランですぐに実行されない現状に大阪市の将来計画への無策ぶりがうかがえます。ただ北ヤードの東側は民間開発で「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト」がショッピング街、オフイス街、高層マンションとして一足早く2013年に完成予定とのことです。また鉄道網の再編成も計画されているようで、JR、大阪市営地下鉄、阪急などが大阪駅での乗り換えの利便性を中心に、路線の延伸なども検討中とのことです。
東京のように雑木の丘陵を開発した都市は緑が多いのですが、大阪市街は埋め立てでできた都市ですから、もともと樹木が無い訳で、現在でも極端に緑の少ない街ですから都心に森を造って少しでもうるおいのある街になったらと私は思っているのですが。
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 飛騨高山 春爛漫(2023.04.09)
- 市杵島神社 「雨乞奉納」絵馬 (なもで踊り絵馬)(2023.03.16)
- 「第23回 入江泰吉と水門会写真展」開催(2022.10.17)
- 飛騨高山も雪景色(2021.12.18)
- あけましておめでとうございます 2022年元旦(2022.01.01)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「大阪」カテゴリの記事
- 金剛山で崩落(2023.08.06)
- 大阪マルビル 解体工事(2023.07.05)
- まだ満開(2023.04.03)
- ゆうゆうと泳ぐ(2023.03.28)
- サクラの満開宣言(2023.03.27)
「歴史」カテゴリの記事
- 市杵島神社 「雨乞奉納」絵馬 (なもで踊り絵馬)(2023.03.16)
- ウクライナ侵略戦争(2022.04.18)
- 奈良・興福寺で「藤原不比等公1300年御遠忌」 "The 1300 years annual memorial services for FUJIWARA Fuhito" in Nara KOFUKUJI(2019.05.03)
- 百舌鳥・古市古墳群 世界遺産登録へ World Heritage Site registered with "MOZU and FURUICHI Ancient Tombs"(2019.05.14)
- 60年ぶりの名古屋テレビ塔 Nagoya TV tower 60 years before(2018.11.13)
コメント