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2011年2月13日 (日)

閉 店

 

 最近は身近なお店の閉店が相次いでいて、なにかが変わって行くことを感じています。まず30年以上お世話になった歯科医院が廃業、そこで急いでいろいろ予防を含んだ処置をして頂きましたが、まだ少し残っていてどこか新しい医院を探さねばなりません。文房具屋さんも1,000円程の私のポイントを残したまま閉店されてしまいました。月刊誌の配達をして頂いていた本屋さんも高齢化で廃業です。街でも個人商店の専門店がいつのまにか閉店されていてコンビニばかり増えてきました。

 
 

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大型スーパーの前で閉店を惜しむ人たち 2011.2.13 撮影:今駒清則
 
 

 近くにあるデパートのような全国展開の大型スーパーも閉店しました。閉店日にのぞいてみましたが2~5割引なので店内は大混雑、その買い物客の凄い迫力に押されてとても近寄れず、牛乳1本を買っただけで帰りました。店内のあちこちでは空き棚が目立って、この様子では閉店時間までにすべて売り尽くされてしまうことでしょう。
 夜9時の閉店、大型スーパーの前にすごい人だかりです。別に店が呼びかけたわけではないようですが、閉店にあたって店長らスタッフによる感謝の挨拶に閉店を惜しむ人たちが集まったもののようです。

 
 

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大型スーパーの閉店、再び開くことの無いシャッターが降りる 2011.2.13 撮影:今駒清則
 
 

 開店から20数年ですから地域との結びつきも強く、ご婦人客がスタッフと握手や涙のお別れ、最後のシャッターが降りかかると私の横にいた小学1年生ぐらいの男の子がシャッターに向かって棒立ちのまま号泣し続けました。小さな頃からこのスーパーで母親と買い物に来てお菓子を買い、遊技施設で遊んでいたことでしょう。子どもたちにも楽園だったこのお店が無くなってしまう悲しさがよく伝わってきました。スーパーへは最高の餞です。

 
 

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