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2011年3月11日 (金)

東北地方 大地震と驚異の大津波

 

 午後2時46分、「東北地方太平洋沖地震」が起きました。ビデオ編集をしていて、たまたまモニターをテレビ画面に切り替えたとたんに「緊急地震速報(気象庁)」が現われたので身構えましたが、遠い東北地方なので少し気を緩めて見ていると大地震のマグニチュード8.4で津波の警報。これは大阪でも揺れるかな、とまたまた身構えていると数分して長周期のユラユラとした揺れ。建物はギッギッといつまでも音をたてています。早期に地震を予報してくれるのは実にありがたいことなのですが、地震の揺れを待っている間というのは何とも言えない不安な気持ちです。

 NHKではすぐに東京・お台場のビル火災を映し出し、東北地方の大津波の予想は最大6m、釜石港の岸壁を越えて流れ込む津波や、大船渡の川を遡り町へ侵入する津波を映し出しました。これはとんでもない大地震と大津波なので、すぐに緊急持ち出しのリュックを用意。震源は遠く離れているけれど津波に関しては遠近はさほど差はないからです。数回の強い余震があって少し揺れ、ますます緊張。BDやDVD、VHSのビデオデッキの全てに放送全チャンネルを割り当てて災害資料用の記録録画開始。これは阪神淡路大震災の時も数日間にわたって途切れなく記録しています。

 テレビやインターネットでは徐々に関東以北の、信じられないほどの大津波の状況を伝えています。特に東北地方太平洋沿岸の被害が大きく、この大自然の脅威に対して人間は何もなすすべが無いことに、また辛い状況をテレビで見ているしかできないことに無念さがこみ上げてきます。無惨なことではありますが、これだけの大津波の実態をリアルタイムで、また多様な映像で映し出し記録されているのは歴史的にも学術的にもこれまでは無かったことです。

 阪神淡路大震災の時もそうでしたが、時間が経つと被害状況が判明してきて痛ましい数が増加してきます。一刻も早く救援の手を現地に届けていただき、被害が少なくなることを祈るばかりです。

 (3月13日追記:気象庁は3月13日、この地震を世界観測史上最大級に相当するマグニチュ-ド9.0と修正しました。連続して起きた地震を再解析した結果です。最初の地震はM8.8だった(当初はM8.4としたが、後にM8.8に修正)が、次に大きい地震が続き、総合してM9.0と判断しました。また余震の発生数が極端に多いのが特徴です。それにこの地震災害をメディアでは「東日本大震災」また「東北関東大地震」と呼ぶようになってきました。なお大阪での最大震度は3でした。)

 

 

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