ハリケーンと台風
夏の名残の入道雲がまだあちこちに出ます。猛烈な勢いで天に昇る巨大な入道雲は今年は少なく、暑い夏でしたが猛暑日は昨年より少ないようです。
アメリカ東部を襲った巨大ハリケーン「アイリーン」は厳重警戒していたNYでは予想より少ない被害だったようですが、周辺のニュージャージー州やバーモント州では大洪水となり、史上15番目に入りそうな大きな被害が出ているとの報道が続いています。日本へも台風12号が接近していて、これは大型台風なので要警戒なのですが、気象現象としてはハリケーンも台風も同じ熱帯低気圧です。
日本の台風にも戦後は米統治のもとで女性の名前がつけられていました。1950(昭和25)年9月3日に四国、近畿地方を襲った台風は暴風と高潮で大きな被害を出しましたが、これには「ジェーン」という女性名がつけられています。現在のハリケーンには男女交代で公平に名付け、台風には単に番号付けをしています。ただ国際的には北西太平洋または南シナ海の領域で発生した台風には関係諸国で共通の名称をつけるルールが2000年に決められ、今度の台風12号は「Talas タラス (鋭さ)」(フィリピン命名)で、次の13号は「Noru ノルー (のろ鹿)」(韓国命名)となるように決められています。詳しくは気象庁HPをご覧下さい。
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