春の暴風 工事足場が倒れる
低気圧の影響で全国的に局地的豪雨と暴風が吹き荒れ、各地に暴風雨警報が発令されました。20度Cもある生暖かい南の風が吹いて、冷たい大気と衝突し天候の急変を引き起こしたもののようです。時々歩けないほどの強風で大阪では30m/s前後を記録、これは時速で言うと100Km/h 程になります。
この暴風で堺市の大型スーパー跡のビル解体現場で作業員を乗せたままの足場が道路に被さって倒れました。
Scaffolding for construction fell to the road by storm. Photo : KOMMA Kiyonori
Scaffolding for construction accident two days ago. Photo : KOMMA Kiyonori
南海本線堺駅近くの新日鉄都市開発の「新日鉄都市開発堺ビル」には大型スーパーが入居していましたが、2011年2月13日に閉店し(本サイト同日記事「閉店」を参照下さい)、その後から同ビルの解体工事が東急建設により始りました。ビル躯体の解体が進み、今日住宅街に面した北東の壁面を覆っていた防音パネルが暴風で揺れ始め倒れたものです。
Workers caught in scaffolding collapse. Photo : KOMMA Kiyonori
防音壁が付けられていた足場には倒壊当時作業員が乗っていましたが、幸いなことに比較的ゆっくりと倒れたのと、下敷きにならなかったので無事でした。写真は倒れた直後、足場にしがみついている作業員。
Scaffolding for construction fell to the road by storm. Photo : KOMMA Kiyonori
Broken for construction scaffolding for the storm. Photo : KOMMA Kiyonori
足場に付けてあった防音パネルは倒れた時に道路一面に飛び散りました。この道路は生活道路で、時間によっては通学や通行の人が多いので大変な惨事になっていた可能性もあります。ただ幸いなことに事故当時に人通りが無かったために何事も無くてなによりでした。
しかしつい先日の3月19日に東松山市で足場が倒壊し、保育園児2人が死傷する事故があったばかりなのに、またも繰返された事故で、暴風とは言えどこかにズサンなことがあったはずで、近隣住民の安全確保や、労働安全衛生法上に問題のある事故です。
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