九州の豪雨
After the rain, Mt.Kongo. Photo : KOMMA Kiyonori
朝から九州地方では豪雨による警報や避難の呼びかけがあると伝えていました。大阪では時々の強い風と小雨で済みましたが、熊本県、大分県の阿蘇周辺では河川の氾濫で大きな被害が出ています。
白川の熊本市・代継橋の水位の経緯 2012.7.12 10:50
Water level information of Shirakawa river
Live camera of Shirakawa river
最近は災害に対するハザードマップや災害予測、また現状をリアルタイムに伝える情報が各省庁や市町村からwebで細かく伝えてくれるようになりました。今回のように豪雨による場合は「アメダス」や、国土交通省の「災害情報」の「川の防災情報」などから素早く知ることができます。また各地に設置された河川監視カメラや民間のライブカメラからもリアルタイムに現地の状況を知ることもできます。
掲載の表と写真は今日12日午前10時半前後の熊本市中心部にある代継橋(衛星写真地図)の状況で、上は国土交通省の「川の防災情報」で、氾濫情報が出された白川の熊本市・代継橋の水位を伝える情報です。これによると午前3時頃から急速に水位が上昇し、午前6時頃には氾濫危険水位の5mを超え、午前10時30分には最高の6.3mにもなっています。また下の写真はその頃の同橋を模型センター日教社ライブカメラの映像で見たものです。この頃はこの橋から直線で5.6km程上流の龍田陳内付近一帯(衛星写真地図)が冠水し大きな被害が出ていました(読売新聞記事 2012年7月12日「熊本・大分で記録的豪雨、白川流域全世帯に一時避難指示」、同記事 PDF)。
PCによる「検索」で求めたい情報はかなり入手できますので災害に備えて調べブックマークしておきましょう。またテレビの「データ放送」やモバイルでも災害の情報を簡単に知ることができるようになってきましたので、これも大いに利用したいものです。
<7月13日追記:なお熊本市が龍田地区に避難指示を出したのは午前9時20分(熊本日日新聞・くまにちコム記事 2012年7月13日「避難情報遅れる 熊本市、白川流域周辺」、同記事PDF)なので恐らくは冠水してからの発令と思われます。>
<7月15日追記:気象庁は2012年7月11日~14日に熊本県、福岡県、大分県、佐賀県などを襲ったこの豪雨を「平成24年7月九州北部豪雨」と命名しました。>
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