京都御所の造形
"Shishinden" Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
10月末から11月4日まで京都御所の一般参観が例年行われています。普段だと申請をして決められた日時に参観するのですが、一般参観の時はぶらりと行っても大丈夫です。祭日なので順番待ちで並ぶかも、と思っていましたがそのようなこともなくすんなりと入れました。上の写真のように撮影の仕事では行っていますが、のんびりと御所のあちこちを参観するのは久しぶりのことです。
Pine tree, Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
京都御苑の松は手入れが行き届いているのかきれいな松が多いのですが、御所の中はさらに見事な松が見られます。
Autumn leaves of maple, Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
紫宸殿東側の春興殿付近のカエデが少し色付いていました。
"Kenshun-mon" Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
東の建春門から垣間見えた御苑の黄葉が鮮やかです。
The visitors before the "Shishinden", Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
紫宸殿の前はさすがに人の波。なかなか前に進まないのですがその分ゆっくりと参観できます。
The "Shishinden" door wall grille, Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
普段は閉じられている紫宸殿の大きな蔀戸がすべて開けられていました。
The "Shishinden" stairs, Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
紫宸殿の回廊に昇る階きざはしの造形。
The "Seiryoden" door wall grille, Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
清涼殿の蔀戸、清涼殿は紫宸殿の北隣に続いてあり、元は天皇の居所兼執務所だったのが次第に儀式の場に変わってきました。
Corridor of "Kogosho", Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
小御所裏の廊下の造形。京都御所の建物の全てがあきれる程の「楷書」の造形で「遊び」というものがあまり見られません。見事なのですが緊張感が強く窮屈に思えます。公の場である御所の性格からでしょうか。
Stone bridge in "Oikeniwa", Kyoto Imperial Palace. Photo: KOMMA Kiyonori
小御所の前の御池庭でホッとします。幾つかの橋が架かる回遊式の庭。蔦紅葉が鮮やかでした。
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