「カメラを包んで下さい」 大阪市立美術館
Osaka City Museum of Fine Arts. Photo: KOMMA Kiyonori
天王寺の大阪市立美術館で開催している「日展」、楽しみに出かけました。
Encased camera, In Osaka City Museum of Fine Arts. Photo: KOMMA Kiyonori
チケットを出すと受付嬢が「これでカメラを包んで下さい」とレジ袋を渡してくれました。手ぶらで肩に小型カメラだけを提げて入場しようとしていたのですが、これにはあっけにとられました。きっと今までに館内を無断で撮影する人がいたための対応なのでしょうが、館内には撮影禁止の表示や、監視員が各室2名ほどいたのですから対応はそれで十分できているはずです。
単にカメラを持っているからといって館内を無断撮影をすると思っているのでしょうか。いや無断撮影をする人はほとんどいいないでしょう。そんなことでカメラを持つ人全員に「カメラを包む」ように強制するのは人を信じない実に無礼な方法で、私のみならず多くの人が不愉快に思ったことでしょう。
美術館や博物館にはとても良く出かけるのですが、こんなことをする美術館は初めてです。欧米の多くの美術館ではかえって撮影自由が主流なのにです。こんな方法を実施したのは「日展」の主催者か、大阪市立美術館なのかは知りませんが、不明を恥じて即刻取り止めるべきです。
オフィシャルサイト
このブログにあるすべての写真と文には著作権や肖像権があります。無断転載をお断りします。
All photos and writings on this site, there are copyright and portrait rights.
Use without permission is forbidden.
| 固定リンク | 0
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 市杵島神社 「雨乞奉納」絵馬 (なもで踊り絵馬)(2023.03.16)
- 東大寺二月堂修二会(お水取り)写真展 開催中(2023.02.08)
- 「第23回 入江泰吉と水門会写真展」開催(2022.10.17)
- 矢野建彦 遺作展 「大和路をみつめて」(2021.07.14)
- 能楽写真家協会写真展 2021(2021.01.28)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「大阪」カテゴリの記事
- 金剛山で崩落(2023.08.06)
- 大阪マルビル 解体工事(2023.07.05)
- まだ満開(2023.04.03)
- ゆうゆうと泳ぐ(2023.03.28)
- サクラの満開宣言(2023.03.27)
「美術・博物館」カテゴリの記事
- 東大寺二月堂修二会(お水取り)写真展 開催中(2023.02.08)
- 大阪マルビル(2023.01.06)
- 「第23回 入江泰吉と水門会写真展」開催(2022.10.17)
- 矢野建彦 遺作展 「大和路をみつめて」(2021.07.14)
- 能楽写真家協会写真展 2021(2021.01.28)
コメント