市杵島神社 「雨乞奉納」絵馬 (なもで踊り絵馬)
新賀町市杵島神社「雨乞奉納」絵馬(なもで踊り絵馬) 2008.12.2 撮影:今駒清則 新賀町市杵島神社「雨乞奉納」絵馬(なもで踊り絵馬)部分 2008.12.2 撮影:今駒清則 |
2023年3月16日
以前に記録していた絵馬の写真を分析してみました。橿原市新賀町の市杵島神社に掛けられている「雨乞奉納」絵馬で、内容は「雨乞い」の満願成就を感謝し1880(明治13)年8月に奉納されたもので、新賀村を俯瞰し、中心に市杵島神社、周囲に民家、環濠、田畑、米川、そして人物は神社周囲で踊る人々と、農作業をする人々を描いています。
この絵馬の特徴は、大太鼓を打つ人や、榊に紙垂を付けた幣を両手で拝むように持ち、道で三々五々踊り歩く多くの人々が描かれていて、大和の伝統的な「なもで踊り」と思われます。さらに雨乞いが叶ったため、田畑で農作業に励む人々の姿や、村の環濠も描かれていて優れた絵画でもあります。
詳しくは 「なごりすとのページ」をご覧下さい。
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