白壁
2025年4月20日
伝統的な建物ですがモダンです。
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2025年4月20日
伝統的な建物ですがモダンです。
油煙墨所 宮武春松園の看板 2025.1.16
撮影:今駒清則
2025年1月16日
奈良で製墨をしていた宮武春松園の看板を見かけました。
看板には「文明/(屋号)/宮武春松園/御油煙墨所/金子屋佐十郎」とあります。
宮武春松園は1717(享保2)年創業とされ、1920(大正9)年に複数の製墨会社と合併して大日本製墨株式会社となり、現在は日本製墨書遊になっています。
宮武春松園についてはwebに「春松園古墨博物館」があります。
「焼け佛」 今駒清則
![]() 安井仲治展から 2024.2.10 撮影:今駒清則 |
2024年2月10日
兎に角、感じる事だ、光を見る事だ。
(「新しい風景写真(三)都会の風景写真」『カメラアート』1937年1月号)。
<兵庫県立美術館「安井仲治 僕の大切な写真」展覧会から>
![]() 新賀町市杵島神社「雨乞奉納」絵馬(なもで踊り絵馬) 2008.12.2 撮影:今駒清則 ![]() 新賀町市杵島神社「雨乞奉納」絵馬(なもで踊り絵馬)部分 2008.12.2 撮影:今駒清則 |
2023年3月16日
以前に記録していた絵馬の写真を分析してみました。橿原市新賀町の市杵島神社に掛けられている「雨乞奉納」絵馬で、内容は「雨乞い」の満願成就を感謝し1880(明治13)年8月に奉納されたもので、新賀村を俯瞰し、中心に市杵島神社、周囲に民家、環濠、田畑、米川、そして人物は神社周囲で踊る人々と、農作業をする人々を描いています。
この絵馬の特徴は、大太鼓を打つ人や、榊に紙垂を付けた幣を両手で拝むように持ち、道で三々五々踊り歩く多くの人々が描かれていて、大和の伝統的な「なもで踊り」と思われます。さらに雨乞いが叶ったため、田畑で農作業に励む人々の姿や、村の環濠も描かれていて優れた絵画でもあります。
詳しくは 「なごりすとのページ」をご覧下さい。
![]() 今駒清則写真集「南無観 東大寺 お水取りの光陰」(奈良新聞社刋) |
2023年2月8日
今駒清則写真集「南無観 東大寺 お水取りの光陰」(奈良新聞社刋)は、厳しい行法で知られる東大寺二月堂修二会(お水取り)を16年間にわたって密着取材、ひたむきに修行する練行衆と、それを支える人々のさまざまな祈りの姿を追ったもので、よく知られる大松明やお水取りだけでなく、修二会の本体となる二月堂内陣の法要を中心に、1ヶ月に及ぶ一連の行事を収録、二月堂修二会の全貌を一覧できます。
この度、東京・新橋にある奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」で修二会法会の期間中、この写真集から一部の作品を大判写真で展示します。
今駒清則写真展「南無観 東大寺 お水取りの光陰」 |
東大寺二月堂修二会(お水取り)の行事については下記をご覧下さい。
「東大寺二月堂修二会 行法」今駒清則
![]() 「入江泰吉と水門会写真展」出品の「本丸下段曲輪を搦手から臨む」 2014.4.16 撮影:今駒清則 |
2022年10月17日
隔年開催の「入江泰吉と水門会写真展」が奈良市美術館(ミ・ナーラ5F)で10月18日(火)13時から始ります。(10月23日(日)16時まで)
私の出品作は今回も取材を続けている飛騨高山シリーズから
「飛騨高山綴錦~高山城~」
として、「高山城」の四季を全15点で発表します。
出品作品ののタイトルを紹介します。
「月夜の城山」 「大手門跡」 「搦手の道」 「本丸下段曲輪を搦手から臨む」 「本丸屋形の礎石」 「石垣残欠」 「家老屋敷跡の紅葉」 「三之丸水濠の花筏」 |
「山中の武家屋敷跡」 「えび坂」 「武家屋敷の石垣」 「高山城の遺構 雲龍寺の鐘楼門」 「高山城の遺構 国分寺の鐘楼門」 「高山城の遺構 高山陣屋の御蔵」 「古い町並みから城山を望む」 |
どうぞご高覧ください。
ミ・ナーラの駐車場は写真展会場で割引券があります。
ミ・ナーラへの無料シャトルバスはこちらへ
今駒の在廊期日は、18日午後、19日です。
![]() 矢野建彦 遺作展 会場風景 2021.7.14 撮影:今駒清則 |
2021年7月14日
矢野建彦 遺作展「大和路をみつめて」が開幕しました。大和路を終生テーマとした写真家・入江泰吉先生の助手を勤め、独立後も大和路を舞台に制作に励んだ写真家・矢野建彦氏が2020年7月31日に病没され、その一周忌にあたる今月、遺作展として大和路風物や韓国・石窟庵石仏など、優しく愛おしい眼差で捉えた作品を展示しています。氏とは入江泰吉同門として親しく過ごしてきましたが、まだまだ活躍して頂きたかったと残念な思いでいます。
この遺作展は7月14日(水)から19日(月)まで、大和郡山市北郡山町のDMG MORI やまと郡山城ホールで開催されています。開場時間は10時から17時、最終日は15時までで入場は無料です。
![]() 能楽写真展出品作品 「翁」三番三 茂山千之丞師 2004.1.25 撮影:今駒清則 |
井筒 | 金春欣三師 | 1978年9月15日 | 名月「芝能」鑑賞会(奈良・飛火野) |
隅田川 | 二世 梅若万三郎師 |
1981年6月24日 | 日本能楽訪中公演 北京・首都劇場 |
自然居士 | 観世栄夫師 | 1984年4月14日 | 丹波篠山「篠山春日能」 |
三番三 |
茂山千之丞師 | 2004年1月25日 | 金剛定期能 |
2020年5月19日
新型コロナウイルスに対する「緊急事態宣言」により、すべての展覧会が開催中止・延期、臨時休館をしていましたが、5月14日の宣言解除(首都圏と京阪神を除く) により一部の美術・博物館が再開を始めました。いずれも防疫対策をした上での入場ですが嬉しいことです。
開館する美術・博物館 (今駒清則 HP「展覧会備忘録」掲載分のみ)
5月08日から開館 和歌山県立博物館、和歌山県立近代美術館
5月16日から開館 堺市博物館、神戸ファッション美術館
5月19日から開館 奈良県立美術館、京都文化博物館(一部のみ開館)
5月20日から開館 中之島香雪美術館
5月23日から開館 福田美術館、神戸香雪美術館
5月26日から開館 大阪市立美術館、京都市京セラ美術館、京都国立近代美術館、細見美術館
などですが、順調にいけば多くの美術・博物館は6月初めから再開されるのではないか、と思います。
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