カテゴリー「カナダ」の記事

2017年2月17日 (金)

テレビ中継

  

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雨雲 2017.2.17  撮影:今駒清則
Rain cloud. Photo : KOMMA Kiyonori
  
  

2017年2月17日
 一週間ぶりの雨、小雨が降り続きました。今日は関東、北陸、四国、九州方面に「春一番」が吹いたと気象台が発表。大阪はまだですが暖かい日でした。

 テレビがスイス・サンモリッツでの「アルペン世界大会2017」の「大回転」をライブ中継、座っていては見ておれません。超人的な滑走はとても美しくそれで釘付け。
 以前カナダのレイクルイーズ・スキー場で、ワールドカップの女子ダウンヒルコースが偶然ですが開いていて(いつもはクローズされているのですが)、滑ってみましたが超固いバーンでとても歯が立たず、途中でコースから出てしまいました。あのようなコースを飛ばせるのですから羨しいことこの上もありません。
 まだまだこれからもテレビ中継が続くので、仕事に支障が出ないかと心配です。

 

 

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2010年3月 1日 (月)

冬季オリンピック終わる

 

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カナダ 氷河に削られたカナディアンロッキー(旅客機から撮影)
1993.12 撮影:今駒清則
 
 

 ちょっとしたプロジェクトのために時間をとられてなかなか更新ができませんでした。このバンクーバー・オリンピックの間にカナディアンロッキーのスキー場を紹介しようと思っていたのですが、今日オリンピックは終わりましたのでまたの機会にします。なお13日(日本時間)からはパラリンピックが始まりますので、時間があれば掲載できるかもしれません。

 カーリングは準決勝、決勝とNHKは一応放送してはくれましたが、ダイジェスト版だったのが残念でした。どうも自国のゲーム以外は冷たいですね。テレビ放送を見る限りですが、競技も含めてなかなか良い冬季オリンピックでした。ホスト国のフレンドリーなカナディアンの心意気が伝わってきました。びっくりしたのはカナディアンの応援が意外に鳴り物入りで激しかったこと。残念なのはテクニカルなコース設定にしては雪質が悪かったこと、閉会式でもこれにはSorryと言っていましたが、有力選手でも随分と失格してしまい見る側も残念なことでした。次の4年後を楽しみにしています。

 
 
 
 

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2010年2月26日 (金)

カーリング 2

 

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カナダ バンフの町から見るカスケード・マウンテンの朝焼け
1995.12 撮影:今駒清則
 

 バンクーバーオリンピックのハイライト、女子フィギュアスケートでも素晴らしい演技が続きました。懸命の演技だけに感動したのは私だけではなかったようです。順位はつけなければならないのでしかたないのですが、私は幼稚園の運動会みたいに、どの国のどの選手にも金メダルをあげたいと思って見ていました。4年間の並みならぬ練習をこの時に出しきったその努力にです。

 バンフの町を通る鉄道の向こうにレクリエーションセンターがあります。施設の半分はアイスホッケーのリンクとミニリンク、4シートのカーリングのリンクが備わっていました。アイスホッケーは国技ですからこの時も地元チームの試合中で賑やかな応援。カーリングも町民の楽しみによく使われているようです。バンフの日系商工会のお世話をいただいて日本人のインストラクターの指導で初めてのカーリング体験。
 専用シューズは持っていないので靴の片方にプラスチックのスライダーをつけ、ブラシを抱えて歩行練習。滑る、止まるから始めます。次にあのストーンを目標に向かって滑らせます。身体の動きとストーンが同じ速さで滑り出しますが、ストーンを放す時にほんの少し回しながら押し出します。この加減が最も難しいもので、最初はハウス(同心円)に届かなかったり通りすぎたり、思う所にはなかなか止まりません。方向はさほど大きく反れることはないのですが、センチ単位の目標は初心者には到底無理なことです。そこでブラシで氷面を懸命に掃いて加減をしてもらいます。
 そんなこんなでさっそくゲーム開始。頭では作戦を考えながら、ですが初めてのことなので思うようにストーンが止まりません。真剣勝負のつもりなのですが支離滅裂なゲーム内容。それにブラシを持って歩く時に、つい片足にスライダーがついていることを忘れて転倒続出。カーリングにヘルメットが必要と大笑いでした。囲碁やオセロのように何手か先を読みながらの配石ですが、技術が無いと考えている位置に置けないところが大きく違うところです。カーリングはとてもフェアプレイなスポーツなので、身近にリンクがあればぜひやってみたいものです。

 
 
 
 

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2010年2月24日 (水)

カーリング 1

 

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カナダ バンフの夕空 1993.12 撮影:今駒清則 

 バンクーバー・オリンピックで女子カーリングの日本チーム(チーム青森)が今日予選敗退し日本のゲームが終わりました。そのことはとても残念なことですが、連日各国とのゲームをテレビ観戦できたのが大変うれしいことなのでした。ハイライト番組ではポイントだけを選んで放映するので、これはまったく面白くありません。やはり生中継を最初から最後までを見なければあの面白さはわかりません。ライブで見るのが時間的に無理な場合は録画して、日本チームのすべての対戦を見ました。(NHKはスウェーデンとの対戦で予選敗退が決まったら、最終戦となったデンマーク戦の中継を取り止めてしまいました。ガッカリです、せめて決勝戦は中継して欲しいですね)。

 冬季オリンピックの時でなければカーリングはまず見ることができません。4年に一度の楽しみです。オリンピックでカーリングが正式種目として実施されたのが1924年のシャモニー・オリンピックで、二度目が1998年の長野オリンピックだそうです(Wiki)。その長野オリンピックのテレビ中継を見て、その面白さにすぐにカーリングができそうなところを探しましたが、当時日本ではなかなか難しいことがわかりました。そこで毎年のように行っているカナダのバンフにメールで問い合わせたところ、すぐにOKの返事が来ました。それでスキーに行った時に、バンフのレクリエーションセンター(体育館)でカーリングのレッスンしてもらえることになりました。といっても体験的な程度ですが、それでもするのとしないのとでは大違いです。(続く)

 
 
 
 

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2010年2月19日 (金)

カナダ サンシャインヴィレッジ スキーエリア

 

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カナダ サンシャインヴィレッジ スキーエリアの全景(スタンディッシュ・マウンテン頂上から)
2006.12.17 撮影:今駒清則
 
 

 ついでにごくごく簡単にこのサンシャインヴィレッジのスキーエリアを紹介します。
 主なスキーエリアは写真左のゴーツアイ・マウンテン(標高2,806m)と、右のルックアウト・マウンテン(標高2,730m)、それに写真右外のスタンディッシュ・マウンテン(標高2,398m)の山頂から麓までの一帯です。
 ベース(標高1,660m)はスキーバスが着くゴンドラ乗り場。ここから谷間をゴンドラで中腹にあるデイロッジ(標高2,160m)まで延々と乗ります。デイロッジに到着すると目の前に二つの高い山が見えます。この二つの山と、向かいの山一帯はどこでも滑走できます。先日の写真は写真右のルックアウト・マウンテンの上部で、リフトが山頂まで一直線に伸びています。上部は風が強いので雪の着きが悪くあまり深雪はありません。中腹の樹木がある一帯からは雪が深く、初級者コースの一本道以外は圧雪していないので上手な人はどこでも楽しめます。中には日本のスキー場にはまったく無い、氷河が削った深い谷へ降りるエクストリームスポーツ向きのところもあります。これは相当なエキスパートでないと無理でしょう。エリアマップ(html)(PDF)には黒いダブルダイアモンドの印がついています。
 写真左のゴーツアイ・マウンテンもほぼ同じで、8合目位までクアッドで上ります。

 
 

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カナダ ゴーツアイ・マウンテンで雲海へ滑り降りる 1995.12.25 撮影:今駒清則
 
 

 ゴーツアイ・マウンテンの上部も樹木は一本も無いのでどこに降りても良いのですが、途中から非常に厳しい斜面になります。ただ尾根筋だけは初級者(初心者ではなく)でも楽しめます。中腹からは深い森になるのでコースが設定されていて、腕前(足前?)に応じてコースを選びます。地元のスキーヤーやボーダーはコースでなく樹間を雪まみれでヨレヨレになりながらも降りてきてコース端にたどり着いて時々ノビています。
 帰りはゴンドラに乗らずに、あちこちで遊びながら長い長い谷道を滑り降りてベースに着きます。およそ4kmほどもあるでしょうか。エキスパート、上級者ほどいろいろ楽しめる範囲が広いスキーリゾートです。

  サンシャインヴィレッジ ライブカメラはこちら
  サンシャインヴィレッジ 今のコンディションはこちら

  (別項のカナダ 「-40°Cのスキ−」もご覧下さい)

 
 

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2010年2月15日 (月)

- 40°C のスキー

 

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カナダ・スキーエリアのテレビ情報。バンフの気温は 摂氏-33°
1996.12.20 撮影:今駒清則
 
 

 始まったバンクーバー・オリンピックにちなんでカナダスキーのエピソードを。
 バンフ衛星写真地図でいつも泊まるホテルのテレビで、バンフの気温が摂氏マイナス33度と知らせていました。サンシャインヴィレッジスキーエリア衛星写真地図に出かける直前です。バンフの標高が1,400m、サンシャインヴィレッジのルックアウト・マウンテンは2,730m、これはマイナス40度でのスキーを覚悟しなければなりません。

 
 

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スキーヤーのまばらなカナダ・サンシャインヴィレッジのルックアウト・マウンテン上部
1996.12.20 撮影:今駒清則
 
 

 いつも身につけている気温計が測れるのはマイナス15度までで役には立ちません。長い長いクアッドでルックアウト・マウンテンの山頂へ。このリフトは吹きさらしですから風に吹かれるととても寒いのですが今日は風がなく幸いです。しばらくすると手と足の先が猛烈に痛くなってきました。ルックアウト・マウンテンは写真のようにどこへ滑り降りてもよい広大な山腹の斜面にはスキーヤーはほとんどいません。皆さんロッジで暖をとっていて出てこないようです。

 
 

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カナダ・ルックアウト・マウンテン山頂から見たカナディアンロッキーの山々
1993.12 撮影:今駒清則
 
 

 ルックアウト・マウンテンの山頂に立つと素晴らしいカナディアンロッキーの山並みが見えます。ひときわ高いマッターフォルンに似た山は標高3,620mのマウント・アッシニボインです。この時は遠方視界があまりきかなかったので写真は以前に撮影していた同所からの展望です。手前は圧雪していないスキーエリアです。森林限界の上ですから樹木はなく、スキーエリア内であれば自己責任でどこを滑走しても良いのがカナダのスキー場です。

 
 

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カナダ・サンシャインヴィレッジのダイアモンドダスト
1996.12.20 撮影:今駒清則
 
 

 高度の低い太陽の方向を見るとキラキラとダイアモンドダストが輝いていました。大気中の水分が凍ってできる現象です。
 完璧なパウダースノーの斜面をノンストップで一気にロッジまで降りて暖をとります。あの手足のあまりの冷たさ・痛さに次になかなか出かける気になりません。そこでロッジのショップで防寒の靴下とインナーの手袋を急遽購入。最終バスまでなんとか滑り続けました。

(別項のカナダ 「カナダ サンシャインヴィレッジ スキ−エリア」もご覧下さい)

 
 

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2010年2月13日 (土)

バンクーバー 冬季オリンピック

 

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バンクーバー (旅客機から) 1999.2.16 撮影:今駒清則
 
 

 今日から冬季オリンピックがバンクーバーで始まりました。雪上、氷上のスポーツは大好きでこれから楽しみです。1988年のカルガリー冬季オリンピックの時に行ってから何回もカナダへはスキーに行っているのですが、バンクーバーは乗り継ぎをするだけで街へは数回しか行っていません。スキーはいつもカナディアンロッキーの東のバンフ付近に行くので、今年の会場となるウイスラーのスキーエリアへも行ったことはないのですが、バンクーバー空港でウイスラーへ行ったスキーヤーにお聞きすると意外に雪が湿っているそうです。そういえばバンクーバーは雨の多いところなので、山へも太平洋の湿った風が吹きつけて湿った雪になるのでしょう。バンフの方はカナディアンロッキーを越えてくる間に乾いてしまうので完全なパウダースノーです。
 写真はバンクーバー国際空港を飛び立ってすぐに見えるバンクーバー市街衛星写真地図です。手前の緑地はランガラ・ゴルフコース。その向こうがダウンタウン。その向こうにウイスラーなどが見えるはずですが残念ながら雲に隠れています。

 
 

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バンクーバー国際空港で航空機に凍結防止剤を散布 1996.12.24 撮影:今駒清則
 
 

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バンクーバー国際空港で航空機に凍結防止剤を散布 1996.12.24 撮影:今駒清則
 
 

 1996年12月は猛烈な寒波と雪でカナダ西部は凍りつきました。バンクーバー国際空港でも雪。飛行機にピンク色の凍結防止剤を吹きつけるのにおおわらわでした。

 
 
 

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